タイヤ取付の安心を高めるトルクレンチ使ってみた

タイヤホイールの締め付けトルクを、適正な値で管理するために、トルクレンチを購入しホイールの取付を行うことにしました。

今まではクロスレンチを使用し、感覚でホイールを取付ていたため、締め付けには若干の不安があり、確実性を高めることにしました。

ホイール脱着の頻度はそれほど多くないことから、精度よりも価格を重視し商品を選択してみました。

BALのトルクレンチにした理由

トルクレンチの購入候補としてBAL、エマーソン、メルテックを考えてみました。。

重量(kg)長さ(mm)付属品トルク設定範囲(N・m)
BAL(2059)1.3245017・19・21mm・エクステンションバー30~180
エマーソン2.3050014・17・21・24mm・エクステンションバー28.42~209.72
メルテック2.4047019・21mm・エクステンションバー28~210

この中で操作性を考えると、重量が最も軽く全長も最も短いBALが良いと考え購入しました。

製品はラチェット仕様のプリセット型で、長さが450mm、重量1.32kg、アルミホイールに対応したディープソケットが、17mm、19mm、21mm3タイプとエクステンションバーが付属しています。

ラチェットの振幅は15度、角ドライブはクロムモリブデン鋼、サイズは12.7mmです。トルク設定範囲は30~180N・mになっています。

化粧箱の中は専用のハードケースで、トルクレンチセットはこの中に収められています。ケースには取っ手がなく、持ち運びにはやや不便です。取扱説明書は化粧箱に印刷されているのみで、中には同梱されていません。

専用ハードケースの蓋側に17・19・21mmのソケットと、エクステンションバーが収まり、下側となる部分にトルクレンチ本体が入っています。ソケットとエクステンションバーは固定されているので、蓋の開け閉めで部品が散乱しないのは良い作りです。

上部のレバーを操作し回転方向を切り替えます。

トルクの調整はグリップ部分を回転させ、本体軸に刻まれた主目盛りと、回転するグリップ側にある副目盛りで調整を行います。

主メモリと副メモリでトルク値を合わせた後は、最も手元側にある黒いボタンを回転させロックさせます。

BALトルクレンチを実際に使ってみる

「N-BOX」のホイールをBALトルクレンチを使い締め付けてみます。ソケットは19mmサイズを使しますが、その他多くの軽自動車もこのソケットが適合します。

「N-BOX」のホイール締め付けトルクは、108N・mなので、まずトルクレンチの目盛りをこの値に合わせます。

ラチェット部分に左手を添え、右手で力をかけ締め付けて行きます。メーカーが推奨する使い方は、本体を地面と水平位置に合わせ、締め付けは地面に対して直角の方向に力を入れます。

許容される使用範囲は水平方向から上下15度、直角方向から左右15度までとされています。

適正トルクになると「カッチ」の音と、軽いショックが手に伝わります。

BALトルクレンチの作業性

トルクレンチのグリップ部とボディとの距離は、ディープソケットのみではやや近く、エクステンションバーを付けると離れ過ぎの感があります。

フロントホイールの作業では更にボディの近い位置に、トルクレンチのグリップ部がくるので、傷つけないようにするには、エクステンションバーを使うのが安心です。

BALトルクレンチの使い勝手

BALのトルクレンチは候補として考えた中で、最も軽量でしたがそれでも持った感じは重さがあり、軽いトルクレンチにしたのは正解でした。

締め付けトルク調整がグリップ部分と重なることから、トルク設定のズレには注意する必要があります。実際に一度ロックネジの締め付けが緩かったためか、締め付け時に目盛りが動いてしまい、違うトルク設定となっていたために、もう一度緩めて締め直しました。

これ以降は締め付ける度に、トルク設定の目盛りを確認するようにしていますが、動いたことはないので、ロックネジを強く締め付けると大丈夫なようです。

締め付けた最初の感触は、「こんなに強く締め込んでも大丈夫なのか」との感覚になり、いつものクロスレンチで緩めてみたところ、それほどの閉まり具合ではなく、締め付けトルクは適正な値で締められていました。

締め付け方も一気に力を加えるとダブルチェックになり、設定した以上のトルクがかかるので、ゆっくり探るように力を加えると、設定したトルクで止まります。

トルク設定のメモリが小さ過ぎるのと、適正トルクに達した時のショックが弱いところが、やや難点ですが、普通の使い方であれば使用に耐えるトルクレンチです。

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