トヨタ「カローラスポーツ」おすすめのグレードを考えてみた

photo トヨタ自動車 URL:https://toyota.jp/corollasport/

2018年6月国内に向けて発表された「カローラ」は、「カローラ ハッチバック」ではなく、「カローラ スポーツ」の名で登場して来ました。「カローラ スポーツ」は新世代のベーシックと、トヨタでは位置づけていますが、3ナンバーとなった「カローラ」が、ベーシックなのかは微妙なところです。

「カローラ スポーツ」のプラットフォームは、「プリウス」「C-HR」と同様のTNGA-Cを使用し、パワーユニットはHYBRIDシステムと、ガソリンターボエンジンが組み合わされます。HYBRID搭載車の駆動方式は2WDのみとされていますが、ガソリンターボモデルは、2WD/4WDの選択が可能となっています。

グレードはHYBRID搭載車が HYBRID G“Z”、HYBRID G、HYBRID G“X”、ガソリンターボモデルがG“Z”、G、G“X” のともに3タイプが用意されます。同じグレードならパワーユニットによる装備の差はほぼありません。

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試乗記682×171

「カローラ スポーツ」のグレード

グレードパワーユニット駆動方式メーカー希望小売価格
HYBRID G“Z”ハイブリッド2WD2,689,200
HYBRID G2,527,200
HYBRID G“X”2,419,200
G“Z”ガソリンターボ2WD/4WD2,419,200円〜
G2,257,200円〜
G“X2,138,400円〜

グレードによる装備の差

「カローラ スポーツ」のグレードによる装備の違いは次のようになっています。()はオプション装備です。

外装

HYBRID G“Z”/G“Z”HYBRID G/GHYBRID G“X”/G“X
タイヤ/ホイール225/40R18・アルミ205/55R16・アルミ195/65R/15・スチール

(205/55R16・アルミ)

AVSオプション
フロントロアグリルフレーム部サテンクロムメッキガンメタリック艶有り塗装ブラック
メッシュ部ガンメタリック半艶塗装ブラック
フロントフォグランプベゼルブラック艶有り塗装ブラック
ドアウィンドゥフレームモールディングメッキブラック
センターピラーガーニッシュブラック艶有り塗装ブラック
リヤバンパークロムメッキ加飾

視界

HYBRID G“Z”/G“Z”HYBRID G/GHYBRID G“X”/G“X
ヘッドランプBi-Beam LEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ&LEDデイライト3灯式LEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ
LEDフロントフォグランプ標準オプションオプション
フロント間欠ワイパー時間調整式
インナーミラー自動防眩防眩防眩

操作系

HYBRID G“Z”/G“Z”HYBRID G/GHYBRID G“X”/G“X
5段階ドライブモードセレクトオプション
ステアリングホイール本革巻きウレタン(本革巻き)
シフトノブ本革巻きウレタン(本革巻き)

計器盤

HYBRID G“Z”/G“Z”HYBRID G/GHYBRID G“X”/G“X
マルチインフォメーションディスプレイ7インチ4.2インチ
メーターオプティロンアナログ

内装

HYBRID G“Z”/G“Z”HYBRID G/GHYBRID G“X”/G“X
シート表皮ファブリック(マッドブラック加飾+レッドステッチ付)ファブリックファブリック
フロントシートスポーツスポーティスポーティ
インパネ合成皮革巻き(アッパー部・パッド部 ステッチ)合成皮革巻き(パッド部 ステッチ)合成皮革巻き
シルバー塗装ステアリング
インサイドドアハンドル・シフトノブベゼル
ドアトリムガーニッシュ
サテンメッキ加飾シフトベゼル・センタークラスター・サイドレジスター・空調スイッチ
オーディオ・メータークラスター・ドアミラースイッチ・パワーウィンドウスイッチ
ピアノブラック加飾シフトベゼル・ヒーターコントロールパネル
ドアトリムガーニッシュ
フロントドアトリムショルダーソフトタイプ/ステッチ付
ドアアームレスト表皮ステッチ付合皮革巻きファブリック
センターコンソールボックスステッチ付合皮革巻きファブリック
エアコン左右独立温度コントロール式フルオートシングルオート
イルミネーテッドエントリーシステムフロントドアトリム・フロントコンソールトレイ・フロントカップホルダーオプションオプション

その他の専用装備

ハイブリッドモデル専用装備グリルシャッター(G“Z”を除く)
車両接近通報装置
EVドライブモードスイッチ
ハイブリッドシステムインジケーター
S-FLOW/電動インバーターコンプレッサー
アクセサリーコンセント(オプション)
オートアラームイモビライザー

ターボモデル専用装備10速スポーツシーケンシャルシフトマチック
パドルシフト
エコドライブインジケーター

「カローラ スポーツ」のおすすめグレード

「カローラ スポーツ」のグレードは、パワーユニットを別にして考えると、3モデルのシンプルな構成です。中間の G モデルにスポーティテイストを追加したのが G“Z” で、さらに装備と加飾を簡素化したのが G“X” です。

オーナーカーとして寂しいGX

まずはベーシックグレードの  G“X”を購入候補として考えてみます。G“X” は外装の加飾が簡素になり、足元はスチールにフルホイールキャップが標準で、タイヤも195/65R15にサイズダウンされ、ビジネスライクな印象が強くなります。

このまま乗るには少し寂しいので、G“X” にアルミホイールと本革巻きステアリングホイール(寒冷地仕様自動セット)をオプション装備し、中間グレード G との価格差を比較してみます。ハイブリッドモデル、ターボモデルともに、G“X”+オプション装備が12,960円高い金額です。

グレード金  額
HYBRID G2,527,200
HYBRID G“X”+アルミホイール+本革巻きステアリングホイール2,540,160円
差額12,960円

グレード 金  額
G(2WD)2,257,200
G“X”+アルミホイール+本革巻きステアリングホイール2,270,160円
差額12,960円

カローラスポーツ HYBRID G 参照:トヨタ自動車 URL:https://toyota.jp/corollasport/

カローラスポーツ HYBRID GX 参照:トヨタ自動車 URL:https://toyota.jp/corollasport/

G“X” グレードはフロントグリルや、ドアウィンドゥフレームモールの加飾が省かれ、華やかさに欠けます。

カローラスポーツ HYBRID G 参照:トヨタ自動車 URL:https://toyota.jp/corollasport/

カローラスポーツ HYBRID GX 参照:トヨタ自動車 URL:https://toyota.jp/corollasport/

画像では内装の違いが感じられませんが、G“X” グレード実車の印象はシンプルでビジネスライクな仕上がりです。

G“X” には寒冷地仕様が追加されていますが、G と G“X” は外装に加え内装の加飾も、G が質感高く仕上げられているので、G“X” にオプション装備を加えても、選ぶメリットが感じられません。

G“X” グレードはそのまま乗るとおとくですが、一般ユーザーが使うには少し無理があります。

G“Z” はスポーティなスタイリングを追求

次に中間グレードの G と最上位グレードの G“Z” を対象として考えてみます。

最上位グレードの G“Z” にはヘッドランプにBi-Beamが装着され、G の3灯式LEDと比べると華やかな輝きを放ちます。フロントグリルの加飾は G でも不満がない仕上がりです。

カローラスポーツ HYBRID GZ 参照:トヨタ自動車 URL:https://toyota.jp/corollasport/

カローラスポーツ HYBRID G 参照:トヨタ自動車 URL:https://toyota.jp/corollasport/

G“Z”はフロントフォグランプも標準で備わり、ホイールデザインも力強くスポーティムードを高めています。G は G“Z” と比べると大人しい印象です。

カローラスポーツ HYBRID GZ 参照:トヨタ自動車 URL:https://toyota.jp/corollasport/

カローラスポーツ HYBRID G 参照:トヨタ自動車 URL:https://toyota.jp/corollasport/

G“Z”はドアトリムの加飾が加えられ、G より華やかさが感じられる仕上げですが、極端な違いはありません。大きく違うのはメーターデザインで、G“Z” は大型7インチのTFTオプティロンメーターが備わります。

カローラスポーツ HYBRID GZ 参照:トヨタ自動車 URL:https://toyota.jp/corollasport/

カローラスポーツ HYBRID G 参照:トヨタ自動車 URL:https://toyota.jp/corollasport/

G“Z” にはオプションとしてセンシャルレッド(本革+ウルトラスエード)、G にはサドルタン(本革+メランジ調ファブリック)のシートが用意されます。この仕様では G“Z” はよりスポーティーで、G はラグジュアリーな仕上がりです。

G“Z”とGの価格を比較

グレード金額
HYBRID G“Z”2,689,200
HYBRID G2,527,200
差額162,000円

グレード金額
G“Z”(2WD)2,419,200
G(2WD)2,257,200
差額162,000円

G“Z”とGの標準仕様では、ハイブリッド、ターボモデルともに162,000円 G“Z” が高い設定です。

G“Z”の仕様に近づけるため、G にフロントフォグランプを装着し価格を比較してみます。

グレード金額
HYBRID G“Z”2,689,200
HYBRID G+LEDフォグランプ2,576,880円
差額112,320円

グレード金額
G“Z(2WD)2,419,200
G(2WD)+LEDフォグランプ2,306,880円
差額112,320円

この仕様で比べると G“Z が112,320円高くなります。LEDフォグランプはディラーオプションのため値引は期待できますが、装備内容が充実したG“Z に金額が近くなり、G にLEDフォグランプを装備し、G“Z”に近づけようとするのは、おとくな選択ではありません。

G グレードおすすめ仕様

G を購入するならシートヒーター、インテリジェントクリアランスソナー、スペアタイヤをオプション装備し、購入資金に余裕があるならインテリジェントクリアランスソナーも、高機能タイプを選択するのがおすすめです。

スペアタイヤは望んでも装備できないメーカーが多くなっていますが、トヨタがオプションで用意するのは良心的に感じられ、パンクした場合にスペアタイヤがあると非常に重宝します。

この仕様とすると価格は2,312,280円で、インテリジェントクリアランスソナーを高機能タイプとした場合は2,409,480円です。

グレード金額
G(2WD)+シートヒーター+インテリジェントクリアランスソナー+スペアタイヤ2,312,280円
G(2WD)+シートヒーター+インテリジェントクリアランスソナー(高機能タイプ)+スペアタイヤ2,409,480円

グレード金 額
G(2WD)+LEDフォグランプ2,306,880円
G(2WD)+シートヒーター+インテリジェントクリアランスソナー(高機能タイプ)+スペアタイヤ2,312,280円

「G+LEDフォグランプ」と「G+シートヒーター+インテリジェントクリアランスソナー+スペアタイヤ」の金額の差は僅かで、「G+シートヒーター+インテリジェントクリアランスソナー+スペアタイヤ」は、実質的なメリットの高い装備です。

また、G で個性を出したい場合はサドルタン(本革+メランジ調ファブリック)のシートがおすすめです。

G+サドルタン(本革+メランジ調ファブリック)シートの組み合わせは、2,381,400円でG“Z”に近い金額となりますが、G“Z”のスポーツ性は必要なく、個性に拘るなら価値のある仕様です。

グレード金 額
G(2WD)+サドルタン(本革+メランジ調ファブリック)シート2,381,400円

G“Z” は走りを高める装備がおすすめ

G“Z”は走りに拘った仕様で仕上げられ、スポーティに乗るならこのグレードが必要です。最上位グレードのため、タイヤも225/40R18サイズを装着し、必要なものは標準で備わりますが、さらに走りを極めるなら、サスペンションの減衰力を自動でコントロールするAVS、よりスポーツ走行に適したモードをもつ、5段階ドライブモードセレクトが装備します。

グレード金 額
G“Z”(2WD)+AVS(ドライブモードセレクト自動セット)2,527,200円

この仕様での価格は2,527,200円で、その他は必要に応じてシートヒーターなどのオプションを追加し、好みの車に仕上げて行くのが、おすすめの方法です。また、パワーユニットも10速スポーツシーケンシャルシフトマチックが装備されるターボモデルが、よりスポーティな走りに向いています。

「カローラ スポーツ」は少ないグレードで、用途向けにハッキリと分けた仕様となり、グレード選びで迷うことはなさそうです。

一般的な使い方ならG で、スポーティに乗るならG“Z” です。G“X” は普通のユーザーには向かないモデルです。自分の目的に合ったグレードを選び、必要となるオプションを装備することで、好みの車に仕上げられます。

「カローラスポーツ」の試乗記事はこちらです。

トヨタ「カローラスポーツ」試乗してみた
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