ダイハツ「キャディ」は「ウェイク」の救世主となれるか

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「ウェイク」の商用車版が「キャディ」

ダイハツから新しい商用車「キャディ」が発売されました。

「キャディ」は「ウェイク」をベースにして、商用車仕様に仕上げられ、基本的な部分は「ウェイク」と同じ車です。

「ウェイク」と違うのは、2人乗りになったことと、後方がフラットな樹脂パネルで荷物を乗せ易くなっていることです。

エクステリアとインテリアデザインも若干変更され、質素でシンプルなものに変えられています。

商用車として登場して来た「キャディ」の売りは、やはりそのスタイリングです。

最初から商用車としてデザインされていないので、ゴツゴツした感じがなく、商用車らしくない商用車となっていることです。

しかし商用車として作られていないので、弱点も見受けられます。

「キャディ」は積める荷物が少なく最大積載量が150kgしかないので、ハイゼットカーゴの350kg(2人乗車時)にかなり見劣りします。

これはサスペンションの変更と、タイヤの変更が「ウェイク」から行われていないためで、穿った見方をすれば、変更開発費を抑えて商用車へと転用したともとれます。

荷室スペースは確保してありますが、重量物はそれほど乗せられない設計です。

なぜ「キャディ」が登場して来たか

「ウェイク」の月間目標販売台数は5.000台と言われていますが、2016年の累計を見てみますと、1月2.613台、2月3.161台、3月3.661台、4月1.667台、5月1.849台、6月2.734台、7月2.888台と目標販売台数に届いていません。

この目標台数の不足分を補うべく登場して来たのが「キャディ」です。

「キャディ」は、「ウェイク」の販売不振がなければ誕生しなかった車と言えますが、狙ったコンセプトは面白いところをついています。

商用車でも「それ程荷物は積まなくてもいい」「かさばる荷物だけど重量はない」など、積載重量を気にしないユーザーで、「スタイルは商用車らしくないデザインが欲しい」と思うユーザーには気になる車です。

又、商用車として発売されていますが、そのスタイリングから趣味の車としても使うことも可能です。

樹脂パネルのフラットな荷室は、汚れを気にすることなく多様なものを積み込むことができ、大型のバンでは使い道に余る場面で活躍しそうです。

「キャディ」は販売台数は稼げる車ではないと思われますが、ダイハツの提案する売り方によっては、これまでにない需要を掘り起こし底堅く売れる可能性は秘めています。

「ウェイク」の試乗記事はこちらです。

ダイハツ「キャディ」試乗してみた
ダイハツ「キャディ」は「ウェイク」をベースに商用車として登場して来ました。これまでの商用車にはないボディカラーや、「ウェイク」と変わらないエクステリアデザインで商用車らしくないところが、「キャディ」の特徴となっています。衝突回避支援システム、スマートアシストⅡも搭載され、安全性にも配慮した商用車となっています。
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