ダイハツ「キャスト アクティバ」試乗してみた

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ダイハツ「キャスト アクティバ」のサイズ

ダイハツより「キャスト スタイル」「キャスト アクティバ」「キャスト スポーツ」の3ラインナップが一挙に発表されたキャストシリーズの中で、SUV指向の車が「キャスト アクティバ」です。

シャーシを共用している「ムーヴ」より、3cm車高を上げて悪路の走行性能を高めて、大径タイヤにボディガードや、アンダーガードでSUVの雰囲気を出しています。

スズキ「ハスラー」のライバル車種と目される、ダイハツ「キャスト アクティバ」の実力を探ってみたいと思います。

まずは、シャーシを共用している「ムーヴ」とのサイズ比較です。

全長(mm)全幅(mm)全高(mm)室内寸法ホイールベース(mm)
長さ(mm)幅(mm)高さ(mm)
キャスト アクティバ3,3951,4751,6302,0051,3201,2452,455
1,640 *1
ムーヴ3,3951,4751,6302,0801,3201,2802,455

トレッド最低地上高(mm)車両重量(kg)
前(mm)後(mm)
キャスト アクティバ1,2952WD1,2952WD1802WD840
4WD1,2654WD1754WD890
ムーヴ1,3052WD1,2952WD1502WD820 *2
4WD1,2654WD1454WD880 *3

*1はシルバールーフレール装着車。*2、3はノンターボの重量。

全長、全幅、全高同じですが、最低地上高が「キャスト アクティバ」は高いので、室内高に影響が出ています。

室内寸法は、幅だけが同じで、長さ、高さともに「キャスト アクティバ」が狭くなっています。

前トレッドの数値も「キャスト アクティバ」が狭くなっています。

車幅の狭い軽自動車では、トレッドが少しでも広い方が有利と思われますが、「キャスト アクティバ」では影響があるのか、試乗で確かめてみたいと思います。

車両重量は、「キャスト アクティバ」が重くなっています。

「キャスト アクティバ」の試乗車はノンターボG・SA-Ⅱ(2WD)

「キャスト アクティバ」の試乗車は、ノンターボのG・SA-Ⅱ(2WD)です。ボディカラーは、ディープブルークリスタルマイカです。

フロントグリルは、逆台形のハニカム構造をメッキのラインで囲んでいます。

フロントバンパー下の、フロントアンダーガードがSUVらしい雰囲気を出しています。

サイドは、ドア下部分とホイールアーチを囲む、グレーの車体を保護するプロテクトガードに加えて、少し高い車高でSUV感を演出しています。

リアビューで特徴的なのは、ダイハツが3Dエフェクトと呼ぶ、立体的にインナーレンズを配置して、ランプの奥から光を発光させる、LEDのストップランプです。

「キャスト アクティバ」では、レンズカバーがクリアクリスタルになっていて、先進性をより感じさせるデザインになっています。(リアアンダーガードメッキガーニッシュはオプション)

試乗車は、レザー調のブラックプライムインテリがオプション装着されており、高級感のある仕上がりで、シートのサポート性も良くスポーティな雰囲気になっています。

室内は、カタログ数値が示すように、「ムーヴ」と比べればやや狭く、リアシートのヘッドスペースも少なくなっていますが、不満が出る程の狭さではありません。

ラゲッジフロアの下には小さな物入があります。

「キャスト アクティバ」のリアシートを倒したラゲッジスペースの状態です。通常のクロス張りで、汚れた物を積み込むには向いていません。

海や山へ行き汚れてしまった荷物を積むには、オプションのマットを装着する必要があります。

メーターは、自発光式丸型スピード、タコメーター2眼で、文字盤の色は白となっています。スポティーさを感じさせるデザインで、オプション装備のブラックプライムインテリアと相まってやる気を出させます。

Dアシストと呼ばれるパワースイッチは、ステアリング上に配置され、Dレンジで走行中にパワースイッチを入れると、エンジン回転数が上がりキビキビした動きを車に与えますが、Sレンジを使っている場合は、変化はあまり感じられませんでした。

パワースイッチの、配置場所自体は使い易い位置に配置されていて、走行中でも簡単に使うことが出来ます。

タイヤサイズは、165/60R15サイズで、試乗車はブリジストンエコピアが装着されていました。

このタイヤを装着した「キャスト アクティバ」の操縦性は、サスセティングがソフトな方向に振られていることと、高くなった車高のためロールを感じます。

ロールは、不快な程ではないのですが、同じ前後スタビライザーを装備している、ベース車の「ムーヴ」と比較するとやや大きいと感じます。

この辺は、前トレッドの狭さの影響があるのかも知れません。

乗り心地は、段差がある路面ではリアからの突き上げがやや感じられます。

ステアリングのフィーリングは、「ムーヴ」と同じような感覚で、大径タイヤを装着している悪影響は感じられません。

「キャスト アクティバ」はこんな人にオススメ

「キャスト アクティバ」は、都市型の軽自動車SUVです。

内装のインテリアやラゲッジルームの作りにしても、海や山へ行きアウトドアを楽しむ車に、仕上がってはいないように感じます。

勿論、そのような使い方が出来ない訳ではありませんが、使うには少し考えてしまいます。

「キャスト アクティバ」で海や山へ遊びに行っても、泊まる場所はホテルや旅館で宿泊する、そういう使い方の車だと思います。

ボディフォルムは、SUVのスタイルで雰囲気を楽しみつつ、内装は好みに応じてカジュアルにも、高級感あるスポーティ仕様にも変えられる車が「キャスト アクティバ」です。

SUVのスタイルは好きだけど、アウトドアで使うつもりはない、または、ハードな使い方はしない、そんな使い方を考えている人に向けての車です。

また、スズキの「ハスラー」では子供っぽくてと考えるユーザーは、「アキャスト クティバ」のミニにも似たスタイルや、インテリアは魅力的に映ると思います。

「ハスラー」では取り込めない層に向けての「キャスト アクティバ」。ダイハツの狙いもその辺にあると思われます。

「キャスト アクティバ」のお勧めグレードを考えたのはこちらの記事です。

https://kuruma-kau.net/daihatu-castactiva/

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「キャスト アクティバ」「キャスト スタイル」「ムーヴ」の比較試乗記事はこちらです。

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