ダイハツ「キャストスタイル」試乗してみた

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ダイハツキャスト「スタイル」のサイズ

2015年9月に発表されたダイハツキャスト「アクティバ」「スタイル」「スポーツ」の3シリーズですが、ここではすでに発売されている「アクティバ」「スタイル」の2車の中で、「スタイル」に試乗した感想をお伝えします。

「スタイル」のベース車両は、「ムーヴ」を元に開発がされています。シャーシなどの車の基本部分は「ムーヴ」と同じ設計になっています。

「スタイル」と「ムーヴ」のサイズを比べて見ます。

全長(mm)全幅(mm)全高(mm)室内寸法ホイールベース(mm)
長さ(mm)幅(mm)高さ(mm)
スタイル3,3951,4751,6002,0051,3201,2452,455
1,610 *1
ムーヴ3,3951,4751,6302,0801,3201,2802,455

トレッド最低地上高(mm)車両重量(kg)
前(mm)後(mm)
スタイル1,3052WD1,2952WD1502WD840
4WD1,2654WD1454WD890
ムーヴ1,3052WD1,2952WD1502WD820 *2
4WD1,2654WD1454WD880 *3

*1はシルバールーフレール装着車。*2、3はノンターボの重量。

全長、全幅は同じ数字になっていますが、全高は「スタイル」がやや低く設計されています。室内寸法の長さも「スタイル」が狭くなっています。

トレッド、最低地上高ともに同じですが、車両重量は「スタイル」が重くなっています。

「キャストスタイル」の試乗車はノンターボG・SA-Ⅱ

試乗した「スタイル」のグレードは、ノンターボのG・SA-Ⅱ(2WD)です。ボディカラーは、ライトローズマイカメタリックで、ルーフがデザインフィルムトップと呼ばれるホワイト色の2トーン仕様です。

フロントグリルを囲むラインと、フロントアンダースポイラー下側に配置された、メッキのライン、フロントバンパーのフォグランプを格納するポケットが、メッキ処理されてフロントのアクセントを作り出しています。

ダイハツには、過去ミラジーノという車が存在しましたが、フロントグリルはそのミラジーノを、思い起こさせるデザインになっています。

リアの処理は、コンビネーションランプ自体に特徴があり、ダイハツが3Dエフェクトと呼ぶ、立体的にインナーレンズを配置して、ランプの奥から光を発光させています。先進性を感じさせるデザインですが、視認性が向上しているかは微妙なところです。

リア全体の処理は、オーソドックスにまとめられ、コンビネーションランプ以外は、新しさを感じる部分は少ない印象です。

サイドは、ドアの下部分にメッキのラインがありアクセントになっています。ルーフは、リアに向って少し下がっています。

乗り込んだ室内の印象は、「ムーヴ」に比べればやや狭いと感じます。良く言い換えると、包まれ感があるとも言えます。

室内寸法が示すように、数値は「ムーヴ」が全て上回っていますので、それがそのまま反映した形になっています。

標準仕様のインテリアは落ち着いた色合いで、どちらかと言うと地味な印象を受けます。このインテリアカラーは、若い世代よりも少し上の世代を、意識しているものと感じられます。

フロントシートは、ベンチタイプですがカーブでも運転姿勢が崩れ難く、体を良くサポートしてくれます。

メーターパネルは、スピード、タコメーターの丸型2眼で自発光式、文字盤の色は黒となっています。エレガントよりも、スポーティーさを感じさせるデザインです。

Dアシストと呼ばれる、パワースイッチはステアリング上に配置され、使い易い設計になっています。Dレンジでパワースイッチを入れると、エンジン回転数を高回転に維持する走りに切り替わり、車の反応が早くなります。4人乗車や登り坂では頼りになる機能です。

Dアシストは便利な機能ですが、エンジン回転数を高回転域にキープするため、燃費が悪化するので使い過ぎには注意しましょう。

「スタイル」のタイヤサイズは、標準で165/55R15です。

これは「ムーブ」では、カスタムターボエンジン仕様のみに与えられているタイヤサイズです。やや、オーバースペックと思えますが、足元のドレスアップには貢献しています。

このタイヤを装着した「スタイル」の操縦性は、「ムーヴ」の操縦性にとても近く感じます。また、乗り心地も「ムーヴ」に似ていますが、「ムーヴ」よりも多少コツコツ感が伝わってきます。55扁平率のタイヤの影響と思われます。

165/55R15タイヤサイズの影響で、乗り心地はやや悪くなっていますが、操縦性は向上しています、カーブでのロールも少なくタイヤが踏ん張っている感じが伝わってきます。

パワーステアリングのフィールは、低速では軽く高速では重くなる、反応型だと思われますが、残念ながら路面の感じはあまり伝わって来ません。また、キャスターアクション(ハンドルを切った時に自分で元に戻ろうとする力)がやや強く感じられます。

「スタイル」はこんな人にオススメ

「スタイル」最大の売りは、やはり丸いスタイリングにあると思います。ミニをイメージさせるスタイリングが気に入れば、上質なインテリアも選択できるので、良い車を選択したと思えます。

ミニのイメージに、さらに近づけようとするなら、ルーフトップがホワイト仕様になる、2トーンのカラーを選べばさらに英国風な車に変身できます。

乗り心地も、大きくベース車の「ムーヴ」を超えたものではありませんし、運転していても「ムーヴ」に近い感覚ですので、乗り心地や操縦性の改善は、「スタイル」では大きなテーマではないのでしょう。

乗り心地や運転した感覚は、「ムーヴ」ですけど、「ミニのような車に仕上げられます」「上質感漂うインテリアにも変更できます」、とダイハツが提案した車が「スタイル」です。

そう、この車はスタイリングを楽しむための車なんです。

このコンセプトが気に入れば、大いにオススメできる1台に仕上がっています。

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