ホンダ「フィットハイブリッド」試乗してみた

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「フィットハイブリッド」のスタイリング

2013年に登場した3代目フィットの、2015年イヤーモデルでの変更点は、フロントグリルとホイールキャップの意匠変更。プラズマクラスター搭載の、エアコンディショナーがタイプにより搭載されることです。

フロントグリルの造形は、立体的になりマイナーチェンジ前よりも、車らしい雰囲気になっています。

試乗した「フィットハイブリッド」のグレードは、Lパッケージと呼ばれるモデルです。ボディカラーは、ミラノレッドでキレイな色をしています。

フロントウィンドウガラスが、空力を考慮してか傾斜がキツイくなっています。

「フィットハイブリッド」の場合、ウィンドウガラス面積が大きいので、尚更その印象が強く、ガラス上部は着色されていますが、直射日光が頭部に当たるのではないかと、心配になります。

サイドから見ると、一直線に伸びるキャラクターラインが、ドアハンドルを経由して、リアコンビネーションランプへと続き、「フィットハイブリッド」に力強さを与えています。

「フィットハイブリッド」のインテリア

試乗したLパッケージのインテリアは、ブラックと呼ばれる仕様で、スポーティな印象を受けます。

ドライブして気になったことは、ドライビングポジションの問題かも知れませんが、運転席シート座面の体圧分布の掛かり方が、後ろの方になるようで、お尻がやや痛くなる感じがありました。

リアシートは、ヘッドスペースがやや狭いと思えますが、足元の広さレッグスペースは充分に確保してあり不満はありません。リアシート座面は、跳ね上げることが出来るようになっており、荷物を積み込めるスペースを作り出すことができます。

ホンダが特許を取得している、センタータンクレイアウトの効果で、床面は低く高さがある荷物でも積み込めそうです。

メーターパネルの視認性は良く、グラフィック表示も大きく、賑やかさを感じさせるデザインになっています。やや、メーター上端が高くなっていますが、気になるレベルではありません。

ラゲッジスペースは、バッテリーを搭載するスペースが必要となるハイブリッド車にも係らず、このクラスの車としては容量も大きく、フロア面もフルフラットになり、充分な広さを確保しています。

ここでも、センタータンクレイアウトが効果を発揮しています。

リアシートの背もたれは、6:4の分割で倒れ、人と荷物を混載する場合は、便利に使えそうです。

Lパッケージのステアリングは、本革巻きとなっており、操作感も良く手に馴染む感じです。トランスミッションシフトは、電子制御式となっており、通常のATとは操作性がやや異なります。

ステアリングは、チルト、テレスコピック機能を備えており、シートチルト機能と合わせて、きめ細かくドライビングポジションを、アジャストしてくれます。

タイヤサイズは185/60R15サイズで、スチールホイールに樹脂カバーが装着されます。試乗車のタイヤ銘柄はヨコハマブルーアースを履いています。

「フィットハイブリッド」の操縦性と乗り心地

車に乗り込み、スタートボタンを押します、シフトレバーをDポジションに入れ、サイドブレーキをリリース、ブレーキベダルを放しアクセルを踏み込みます。車はスルスルと音もなく動き出し、ハイブリッド車を実感する瞬間です。

「フィットハイブリッド」の走りは、キビキビと曲がり力強く加速するので、走りが楽しくなる車に仕上がっています。

キビキビ感を感じる要因の一つは、ステアリングの反応が早く、センター中立付近からステアリングを切ると、車が敏感に反応し向きを変えます。

低速では、やや鋭いと思えるセッティングですが、スピードを上げていくと、少ない舵角でコーナーを抜けることができます。この感覚が走りを楽しくさせている要因の一つです。

さらに、7速オートマッチックトランスミッションにSモードがあり、このスイッチを入れると、力強さが増します。

早いステアリングの反応と、Sモードの組み合わせは、コーナーの多い道を走るのが楽しくなるベストマッチングの組み合わせです。

乗り心地は、ややコツコツ感が伝わって来ます、段差乗り越えではリアがゴツンと揺られますが、サスペンションのセティングは、硬いと思わせることはありません。

気になるところは、ブレーキがカックンブレーキになるところです。回生装置の影響と思われますが、踏み込んでいくと、最初は制動力が弱く感じられるので、さらに踏み込むとカックンとブレーキが効くのです。ブレーキの踏み方は、少し慣れが必要になるかも知れません。

7速オートマッチックトランスミッションも、通常の走行では良くアシストして問題はないのですが、アクセルのオンオフを繰り返すと、ギクシャクした動きになります。渋滞に巻き込まれた場合には、制動力の加減が分かり辛いブレーキと相まって、ややストレスが溜まる運転になります。

オートマチックミッションのギクシャク感、ブレーキフィールと改善の余地がある「フィットハイブリッド」ですが、走りの楽しさは、さすがホンダの車という感じです。

ハイブリッドのパワーを、燃費改善だけでなく、走りを支えるパワーとして取り出すところが、「フィットハイブリッド」の特長といえそうです。

ホンダのエンジニアが、走らなければホンダの車では無いというように、そのテイストは受け継がれています。

コンパクトカーとしては、ホンダ特許のセンタータンクレイアウトの利点で、室内の広さやラゲッジスペースを、大きく確保した「フィットハイブリッド」は、多くの人にその良さが伝わる車です。

「フィット」のお勧めとなるグレードを考えたのはこちらの記事です。

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