ホンダ「ステップワゴン ハイブリッド」試乗してみた

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「ステップワゴン」にハイブリッド搭載 スパーダは存在感を増し登場

ホンダ「ステップワゴン」がマイナーチェンジされ、待望のハイブリッドモデルが登場しました。

ハイブリッドモデルの噂は、以前より囁かれていましたが、いよいよの投入でこれまでの1.5Lターボエンジンと、ハイブリッドシステム2つのパワーユニットが揃いました。

搭載されるハイブリッドシステムは、アコードやオデッセイに使われている、2モーター仕様SPORT HYBRID i-MMD です。

i-MMD は基本的にモーターでの駆動がメインで、エンジンは発電機の役割を担っています。

街中などではモーターのみで走行し、強い不可がかかる加速や高速巡行などの場合は、エンジンも活用しよりパワーを出すシステムです。

ハイブリッドはスパーダ系のみに搭載され、ノーマル系にハイブリッド搭載のグレードは設定されていません。

「ステップワゴン」は今回のマイナーチェンジで、フロントデザインの意匠変更が行われているのですが、これもスパーダ系のみの変更で、ノーマル系は従来デザインのままとなっています。

追加されたハイブリッドモデルは

  • SPADA HYBRID B・Honda SENSING
  • SPADA HYBRID G・Honda SENSING
  • SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING

の3つのグレードで今回試乗したのは最上位の「ステップワゴン スパーダ ハイブリッド G・EX Honda SENSING」です。

バンパーの形状変更でボリューム感を出し、メッキのパーツを多く使い押し出しが効くフロントデザインになっています。

テールゲートスポイラーの形状と、リアコンビネーションランプの意匠が変更されていますが、その他はマイナーチェンジ前と同じエクステリアデザインです。

タイヤは205/60R16サイズで、タイヤはグッドイヤーエフィシェントグリップ です。

ホンダのハイブリッド車を感じるデザイン

ハイブリッドシステムを搭載した、「ステップワゴン スパーダ ハイブリッド」に乗り込んでみます。

「ステップワゴン」は見晴らしが良く開放感を与えるのと引き換えに、上半身が露出している感覚にもなる、アップライトなミニバン共通のドライビングポジションです。

インパネから受ける印象は、マイナーチェンジ前とそれ程変わらないのですが、木目タイプの加飾パネルからカーボン調に変更され、囲むシルバーのモールディングも延長されています。

これに合わせてドアアームレストも、カーボン調のパネルに変更され、家具調的だったインテリアから、メカニカルな機能性を感じるインテリアへと変わっています。

メーターパネルはハイブリッドシステムモニターが追加され、ポジションセレクターは電子式となり、ホンダハイブリッド車に共通する仕様です。

パーキングブレーキは足踏み式から、スイッチで操作出来る電子式へと変更され、ガソリンモデルとは違う車であることを演出しています。

ホワイトストライプのシートのデザインや、機能のアレンジはマイナーチェンジ前と同じ仕様です。

パワフルなハイブリッドは静粛性も高くクラスを超えた室内空間

「ステップワゴン ハイブリッド」を走らせると、32.1kgf・mの高トルクを0~2,000回転で発生させる、2モーターのパワーはやはり痛快で、ガソリンモデルより100kg重くなったボディを、ものともせず加速させて行きます。

モーターの加速はガソリンエンジンとは違い、胸が高まるような高揚感は無いのですが、瞬時にジェントルでスマートな加速が始まります。

走行性能はマイナーチェンジ前より、ミニバンらしからぬ高い安定性と操作性を持っていましたが、マイナーチェンジ後はさらにそれが磨かれた感じです。

ハイブリッドモデルでは、駆動用のバッテリーを運転席と助手席の下に置いたことにより、フロントに偏りがちな重量配分が改善され素直な挙動を示します。

ステアリングで曲げてカーブに入って行く感覚の「ステップワゴン」でしたが、車がステアリングを切った方向へと車全体が向きを変えるような動きです。

また走行中の振動や音の伝わり方から、剛性感が高められていることも感じられます。

広い室内が共振するようなボディの震えなどは無く、このグレードに採用されている、パフォーマンスダンパーの効果が実感されます。

乗り心地は重くなった車両重量に対して、ハイブリッド専用チューニングは足回りを硬くして対応し、そのため若干硬くなったように感じられます。

ガソリンモデルでは、しなやかなさのある足回りだったのですが、そのしなやかなさの部分が少し削られ、よりフラットな乗り心地となり、従来のホンダ車に近づいた印象です。

室内の静粛性はハイブリッドモデルなので高いのですが、EV走行以外でもとても静かに感じられます。

走行中にエンジンが始動しても、騒音や振動は高まらずエンジンの存在が感じられない走りで、クラスを超えた上質な室内空間を作り出しています。

販売では苦戦している「ステップワゴン」ですが、存在感を増すスタイルとパワフルなハイブリッドで、反撃ののろしを上げ巻き返しを狙っています。

今回試乗した「ステップワゴン スパーダ ハイブリッド G・EX Honda SENSING」のメーカー希望小売価格は3,559,680円となっています。

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