ホンダ「ヴェゼルハイブリッドRS」試乗してみた

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「ヴェゼル」に“RS”モデル追加

「ヴェゼル」は、2014、2015年と2年連続でSUV国内販売台数No.1と、そのスタイリングと使い易いサイズで高い支持を得ていますが、今回“RS”モデルを追加してシリーズの充実を図っています。

追加された“RS”モデルはハイブリッド、ガソリン仕様両モデルに用意されており、選択の幅を広げています。

今回の試乗となったのはハイブリッドモデルの“RS”仕様で、カタログスペックでは25.6km/Lの燃費性能となっています。

コンパクトSUVNo.1「ヴェゼル」の“RS”は、どのような魅力をもっているのか試乗してみました。

専用のエクステリアをもつ“RS”は上品な精悍さ

“RS”専用のフロントグリルに、フロントアンダースポイラーとドアミラーは、クリスタルブラックに塗られ、精悍なイメージを作り出しています。

専用デザインの18インチホイールは、タイヤの黒い部分が減り、ボディが引き締まって見えます。

リアには“RS”の赤いエンブレムがつけられ、他のモデルとの差別化を図っています。

フロントアンダースポイラーから、ホイールアーチ、ボディロアガーニシュ、リアバンパーへと、ボディを囲むクリスタルブラック色が雰囲気を盛り上げます。

インテリアはウルトラスエードで質感が向上

インストメントパネル、センターアームレスト、ドアアームレストなどにウルトラスエードを張り込み、室内のプラスチック感を低減させています。

本革巻ステアリングも専用設計で、握り心地を追及しており、ステンレス製スポーツペダルとともに、スポーティに仕上げられています。

専用のコンビシートは、フロントに本革とウルトラスエード、リアシートはプライムスムースとウルトラスエードとなっています。

クーペスタイルですがラゲッジスペースは、ファミリーユースにも対応できる広さを確保しています。

“RS”に搭載されるLEB-H1ハイブリッドシステムは、他のグレードと同様のスペックで、エンジン最高出力132ps/6.600rpm、最大トルク15.9kgf・m/4.600rpmで、モーター最高出力29.5ps/1.313-2.000rpm、最大トルク16.3kgf・m/0-1.313rpmとなっています。

ホイールサイズ225/50R18に履くタイヤは、ダンロップエナセーブで省燃費指向のタイヤとなっています。

“RS”はロード・スポーツではなくロード・セイリング

クーペとSUVを融合させた「ヴェゼル」に追加された“RS”のエクステリアは、ロアボディとドアミラーがクリスタルブラックに塗られています。

この黒く光沢をもつカラーがアクセントとなり、上品なスポーティーイメージを作り出していて、“RS”独特の雰囲気をもっています。

クリスタルブラックで引き締めた、“RS”のドアを開け車に乗り込んでみます。

室内はウルトラスエードと呼ばれる表皮を使い、ソフトな印象で上質な雰囲気に仕上げられています。

ウルトラスエードは、見た目にも柔らかな印象を伝えて来ますが、触った感触もなめらかで温かみのある触感です。

電子制御される7速オートマチックトランスミッションを、Dドライブに入れ走り出してみます。

ECONをONの状態での発信加速は、やや緩慢な印象でアクセルを深く踏み込まないと思うような加速が得られません。

ストレスのない出足を求めるなら、燃費は悪化しますがECONは解除状態で発進するのをお勧めします。。

“RS”のドライブフィーリングは、ネーミングから想像する程ハードなセティングはされておらず、他のグレードとそれほど変わらない印象です。

18インチホイールや、専用セッティングのパフォーマンスダンパーを装備し、走りの質を向上させていますが、サスペンションをハードにセッティングして、操縦性やコーナリング性能を追及しようとはしていません。

そのため乗り心地の悪化もなく、段差乗り越えでは低扁平率タイヤ独特の硬さのあるフィーリングですが、それ以外の場面では不快に感じることはありません。

“RS”の走りの印象は、タイトなコーナーを駆け抜ける車ではなく、グランドツーリング的な感覚で仕上げられて、ロングツーリングでゆったりと乗り、緩やかなコーナーを得意とするセティングです。

ホンダによると「ヴェゼル」“RS”のネーミングは、ロード・セイリングを意味しており、ロード・スポーツではないとのことですので、ロード・セイリングと考えれば、インテリアの雰囲気も納得の仕上がりです。

室内の騒音はモーター走行や、低回転域のエンジン走行では静粛性は良く確保されていると思えますが、エンジン高回転域を使用する走りとなると、エンジン音がやや気になります。

煩いと言うレベルではないのですが、それまでの静かさとは印象が変わります。力強いエンジンの振動と言えないこともありませんが、荒っぽく感じるのも事実です。

今回、「ヴェゼルハイブリッド」“RS”の試乗で、改善されているなと気づいたのは、ホンダハイブリッド車の難点であるブレーキフィーリングです。

微妙なコントロールで踏まないと、カックンと止まってしまうブレーキでしたが、自然な効きを示して神経質な面がなく、トヨタのハイブリッド車と遜色のない仕上がりとなっています。

さらに「ヴェゼルハイブリッド」“RS”に、ロード・セイリングらしさを求めるなら、装着タイヤは燃費指向のタイヤではなく、「ステップワゴンSPADA」“Cool Spirit”に装着されるブリジストントランザなどの、コンフォート系のタイヤが欲しかったところです。

専用のエクステリアとインテリアをもつ、「ヴェゼルハイブリッド」“RS”は、Honda SENSINGが装備され、メーカー希望小売価格2.770.000円となっています。

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