お互いがもう続けたく無いマクラーレンとホンダ提携解消

スポンサーリンク
試乗記682×171

マクラーレンはルノーエンジン ホンダはトロロッソと新たな提携

マクラーレンとホンダのパートナーシップが、2017シーズンで解消されることが正式に発表されました。

本来ならマクラーレンとホンダは、長期に渡る提携契約を交わしており、パートナーシップは継続される義務があるのですが、マクラーレン側の強い要望により提携は中途で解消され、ホンダ側もこれを受け入れることで合意がなされました。

これにより、マクラーレンは2018年からルノーエンジンの供給を受けることが決定しており、ホンダはレッドブルのジュニアチーム、トロロッソとエンジン提携の契約を結ぶこととなりました。

マクラーレンはホンダエンジン批判を繰り返し提携解消

ことあるごとに成績不振の原因を、ホンダに押し付けていたマクラーレンが、いよいよFIAに泣きつき、ホンダエンジンからルノーエンジンに移ることを納得させました。

2015年より続けられたマクラーレンホンダの成績は振るわず、その多くはホンダエンジンのパフォーマンス不足が招いていると思えるのですが、マクラーレンのシャーシ性能やチームマネジメントにも多くの問題を抱えているのも事実です。

マクラーレンが主張する、エンジンさえ乗せ換えればトップ争いが出来る車に仕上がり、バラ色の未来が訪れるとは到底思えません。

現在コンストラクターズポイント3位のレッドブルは、ルノーエンジンを搭載しており、同じエンジンとなるマクラーレンのシャーシは、直接比較されることとなり言い訳が許されない状況になります。

2018年の来季シーズンでマクラーレンは、シャーシ性能ではNo.1だと豪語していますが、証明することが出来るのでしょうか、それともレッドブルに後塵を拝し、レッドブルに供給されるエンジンと、我々が使うエンジンでは性能が違うと、言い訳を展開するのでしょうか、大いに興味があります。

ホンダはF1での活動を重要視しており、マクラーレン側からどのような批判を受けようとも、パートナーシップを大切にし、長期的にF1に関わって行くと言う姿勢を変えていませんでした。

しかし度重なる常軌を逸したマクラーレンや、ドライバーであるフェルナンド・アロンソからの批判を受け、このままパートナーシップを継続するのは不可能と判断し、新たな供給先となるチームを求め交渉を開始していました。

その結果、現在ルノーエンジンが供給されているトロロッソに、供給契約を早期に終了させ、ホンダエンジンを2018年シーズンより搭載することが、FIA協力のもとに合意されました。

ルノーはエンジン供給契約の早期終了の見返りとして、トロロッソに在籍し将来を嘱望されているドライバー、カルロス・サインツを獲得することを条件として、この提案を受け入れることとしました。

2018年はマクラーレンもホンダも進退をかけ負けられない年

マクラーレンにとっても、ホンダにとっても2018年シーズンは、進退が掛かる年となりそうです。

マクラーレンはその実力が白昼の元に晒されますので、今迄の不振の原因が常々アナウンスして来たように、自分達にあったのでは無かったことを証明しなければなりません。

ここでまた、エンジン批判を繰り返すようなことをすると、いよいよマクラーレンにエンジンを供給しようと思うサプライヤーは、いなくなる可能性があります。

ルノーとのエンジン供給契約は2020年までとされているようですので、そこまではルノーも続けると思われますが、その先は予断を許さない事態が起こりうる可能性も否定出来ません。

そのようなことが起こるとマクラーレンは、チーム存続が危ぶまれる状況に追い込まれてしまうでしょう。

ホンダは新しいシャーシを手に入れ、新しく設計したエンジンも2年目を迎えることになります。

パワーでもトップグループにまだ追いついていませんが、それよりもレースを走り切る信頼性が不足しています。

レッドブルを含めたトロロッソとの交渉では、建設的な意見が多くを占め、ホンダも好印象をもってパートナーシップを結んだとされていますが、かつてレッドブルはルノーエンジンが不振に喘いでいた時期には、マクラーレン程酷くはありませんでしたが、エンジンを痛烈に批判した過去がありますので、ジュニアチームとは言えホンダエンジンのパフォーマンス次第では、何らかのアクションを起こす可能性もゼロではありません。

ホンダは長期的にF1に関わろうとするのなら、この辺りで周囲の雑音を一掃するパフォーマンスを示す必要があります。

その一段としてジェットエンジンの品質管理を持ち込み、全社を挙げて総力戦体勢でF1プロジェクトを支援する方針を打ち出しましたので、その力を注がれたエンジンがどのような活躍を見せるのか大いに期待されるところです。

トロロッソ ホンダが成功を収めレッドブル ホンダへと発展し、これまでの辛酸を嘗めるような思いをした3年間を、吹き飛ばすような活躍を是非見せていただきたいものです。

ホンダエンジンの開発が進まない原因について考えてみました。

なぜ、ホンダエンジンの進化は遅いのか!
ホンダF1エンジンがマクラーレンホンダ全ての不振の原因とメディアでは扱われています。しかしそれが真実の全てではありません。確かにホンダエンジンのパフォーマンスは期待以上の活躍をみせていないのも事実です。F1挑戦第4期の3年目を迎えるホンダのエンジン開発は、なぜ進捗の度合いが遅いのでしょうか。
スポンサーリンク
試乗記682×171
試乗記682×171

シェアする

フォローする

関連コンテンツユニット1