スリー・ポインテッド・スター「ベンツ」よお前もか!!

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あの「ベンツ」に排ガス不正疑惑が持ち上がる

「VW」のディーゼル車排ガス不正問題は、世界でもトップの販売台数を争う自動車メーカーが、基準値を大幅に超える汚染物質をまき散らす車を、あたかもクリーンであるがごとく偽って販売すると言う、企業のコンプライアンスが疑われた衝撃的な事件でした。

この不正な行いは「VW」の信頼を失墜させ、販売台数を激減させるとともに、多額の補償金や罰金を支払うこととなり、ブランドを大きく傷つけました。

このような経緯の中、今度は同じドイツの高級車メーカーである、「ベンツ」のディーゼル車が、環境基準を上回る排ガスを出しているのではないかと、大きな問題になっています。

どの様な手段で規制をクリアしていたかなどは調査中ですが、「VW」同様排ガス試験中のみに作動する、不正なプログラムを使っていたのではないかと言うのが大方の見方です。

ドイツの「ダイムラーベンツ」本社では、この報道を受け急遽、顧客の不安を解消するために、サービスキャンペーンを行い点検を実施すると発表しましたが、問題が無いのであれば何故サービスキャンペーンをと、穿った見方が大勢を占めています。

「ベンツ」は創業よりモータースポーツにも熱心で、フォーミュラーカーや耐久カーレースなど、輝かしい歴史にその名を刻んでおり、近年ではF1のレースを席巻して、その力を見せつけています。

(過去の大戦中では戦闘機のエンジンを製造し、ドイツの名機メッサーシュミットを生み出しています。)

モータースポーツで勝利するには、研究と開発力が非常に大きなウェイトを占めます。

その中にはエンジンンの燃焼に関する研究も行われています。

燃料を効率良く燃焼させるとことにより、少ない燃料でより大きなパワーを絞り出すことで、ライバルに対してアドバンテージ得るのです。

「ベンツ」はそのことを良く熟知しています。

フォーミュラーカーレースより、燃料制限の厳しい耐久カーレースでも、ライバルを圧倒し勝利を収めて来たのは、燃焼効率の研究を絶え間なく続けているからなのです。

(トヨタでも燃料燃焼の研究は熱心に行われており、トヨタ車の実燃費が良いのは、この研究の成果だと言われています。過去にはリーンバーンエンジンを開発し、カリーナなどに搭載しています。)

高級車だから燃費性能は気にしないと言う、バランスの悪い発想は「ベンツ」には無かったし、グローバルな流れがそれを許さないことも良く分かっていました。

「ベンツ」が高級車メーカーとして称えられるのは、こうしたモーターレースよりもたらされた高い技術のフィードバックが、販売される車に活かされていることが大きな信頼となっているのです。

その「ベンツ」でさえも、環境基準値を達成することが出来ずに、安易にディーゼルエンジンの排ガス濃度を、誤魔化すためのプログラムを使用していたとは驚きです。

まだ「ダイムラー」本社が排ガス不正を、正式に認めていないので、決めつけることは出来ないのですが、もしこのことが本当ならば「ベンツ」の信用力は失墜し、ブランドは大きく傷付くでしょう。

ヨーロッパより始まった、クリーンディーゼルの流れは一体何だったのでしょうか、出来もしないことを、ことさら大げさに宣伝したメーカーには大きな責任が求められます。

その中で日本の小さな自動車メーカーである「マツダ」が、誰も考えつかないようなアイデアで、環境基準を達成し真のクリーンディーゼル車を生み出していることは、大いに称賛されることです。

「マツダ」の技術力は「ベンツ」を超えたと言っては言い過ぎですが、クリーンディーゼルエンジンの開発では、完全に「マツダ」に軍配が上がっています。

VWの排ガス不正問題を考えたのはこちらの記事です。

VWの排気ガス不正問題を考えてみた
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