ダイハツキャスト「スタイル」「アクティバ」「ムーヴ」を比較してみた

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試乗記682×171

「ムーヴ」を基準に「スタイル」「アクティバ」を比べてみる

ダイハツキャスト3タイプ「スタイル」「アクティバ」「スポーツ」。現在、発売中の「スタイル」と「アクティバ」は、どう選べばいいのか考えてみました。

ベースのシャーシを共用している、「ムーヴ」をコントロール車として、実際に試乗した基準で比較してみたいいと思います。

まずは、サイズの確認です。

全長(mm)全幅(mm)全高(mm)室内寸法ホイールベース(mm)
長さ(mm)幅(mm)高さ(mm)
スタイル3,3951,4751,6002,0051,3201,2452,455
1,610 *1
アクティバ3,3951,4751,6302,0051,3201,2452,455
1,640 *1
ムーヴ3,3951,4751,6302,0801,3201,2802,455

トレッド最低地上高(mm)車両重量(kg)
前(mm)後(mm)
スタイル1,3052WD1,2952WD1502WD840
4WD1,2654WD1454WD890
アクティバ1,2952WD1,2952WD1802WD840
4WD1,2654WD1754WD890
ムーヴ1,3052WD1,2952WD1502WD820 *2
4WD1,2654WD1454WD880 *3

*1はシルバールーフレール装着車。*2、3はノンターボの重量。

全長、全幅3車同じですが、全高は「ムーヴ」「アクティバ」が同じ高さで、「スタイル」がやや低くなっています。

室内寸法は、長さ、幅、高さ「スタイル」「アクティバ」は同じで、「ムーヴ」は幅だけが「スタイル」「アクティバ」と同じで、長さ、高さとも勝っています。

ホールベースは、3車同じになっています。

トレッド前は、「スタイル」「ムーヴ」が同じで、「アクティバ」は狭くなっています。

トレッド後は、3車同じになっています。

最低地上高は、「スタイル」「ムーヴ」が同じで、「アクティバ」は高くなっています。

車両重量は、「スタイル」「アクティバ」は同じで、「ムーヴ」はやや軽くなっています。

「スタイル」「アクティバ」は、同じシリーズらしく、全高と最低地上高を除けば、全てが同じ値になっています。

スタイリング

「スタイル」のグレードはG-SA-Ⅱノンターボ(2WD)。ボディカラーは、ライトローズマイカメタリック+デザインフィルムトップ(ホワイト)です。

「アクティバ」のグレードはG-SA-Ⅱノンターボ(2WD)。ボディカラーは、ディープブルークリスタルマイカです。

「ムーヴ」のグレードは、X-SA-Ⅱノンターボ(2WD)。ボディカラーは、ライトローズマイカメタリックです。

「スタイル」と「アクティバ」は、同じボディカラーなら見間違ってしまうほどです。フロントグリルとフォグランプの形、「スタイル」はフロントバンパーに、メッキのライン、「アクティバ」は、アンダーガードで変化をつけています。

「スタイル」はドアステップ下部分にメッキのライン、「アクティバ」はホイールアーチとドア下部にグレーのプロテクターで変化をつけています。

「アクティバ」はオプション装備を装着しています。

「アクティバ」は、ライセンスプレートを囲む逆台形のラインや、リアアンダーガードでSUVらしさを演出しています。

リアビューを比べてみると、いかに「ムーヴ」が四角く角ばっていることが分かります。

インテリア

キャストスタイル

キャストスタイル

「スタイル」のインテリアは、落ち着いた色の色合いで大人っぽく感じさせます。

キャストアクティバ

キャストアクティバ

「アクティバ」のインテリアは、オプションのレザー調ブラックインテリアで、高級感とスポーティな雰囲気です。

ムーヴ

ムーヴ

「ムーヴ」のインテリアは、明るくシンプルな感じに映ります。

室内の広さは、ボディスタイルと室内寸法が示すように、「ムーヴ」が広くなっています。

室内の幅は同じですが、ホデイの高さと、ルーフに向けての広がりが違うため「ムーヴ」はかなり広く感じます。

「スタイル」と「アクティバ」は、包まれ感が強くなっています。スポーティと感じるような雰囲気です。

キャストスタイル

キャストアクティバ

ムーヴ

メーターパネルは、上から「スタイル」「アクティバ」「ムーヴ」となっています。「スタイル」「アクティバ」は文字盤の色が違うだけで他は同じです。

ステアリングは、「スタイル」「アクティバ」は革巻き、「ムーヴ」はウレタンで、配色が違いますが同じ形状です。

キャストスタイル

キャストアクティバ

ムーヴ

上から「スタイル」「アクティバ」「ムーヴ」の順です。

「スタイル」「アクティバ」は、「ムーヴ」に比べればラゲッジスペースは狭く感じ、「ムーヴ」は、スクウェアなボディで室内高があるため広く感じます。

タイヤハウス上の、内装パネルの素材が「スタイル」「アクティバ」と「ムーヴ」では変えられています。

乗り心地と操縦性

「スタイル」のタイヤサイズは、165/55R15で試乗車はダンロップエナセーブを装着していました。

「アクティバ」のタイヤサイズは、165/60R15で試乗車はブリジストンエコピアを装着していました。

「ムーヴ」のタイヤサイズは、155/65R14で試乗車はトーヨーナノエナジー3を装着していました。

タイヤサイズは、3車それぞれ違うサイズが装着されていますが、3車とも燃費指向のタイヤが選ばれています。

改めて、この3車を乗り比べて感じたことは「ムーヴ」の乗り心地の良さです。

この中では、一番グレードの低いタイヤを装着している「ムーヴ」ですが、タイヤサイズと、サスペンションのセティングがマッチして、「ムーヴ」の乗り心地と操縦性のバランスの良さが感じられます。

次に、乗り易いと思われたのが「スタイル」です。「スタイル」は「ムーヴ」に比べると、乗り心地は扁平タイヤの影響で、コツコツ感が伝わって来るのですが、コーナーではタイヤが踏ん張り、安定して走ることができます。

「スタイル」は女性向けの車種として、販売戦略を立てられてるようですが、車の性格からすると、タイヤの銘柄は合っていないように思います。

「スタイル」の乗り心地は、走りを重視するユーザーなら、気にするレベルではありませんが、上質を楽しむための車としては、乗り心地が硬いと思われます。

燃費性能の為に、選ばられたタイヤだと思われますが、コンフォート系の乗り心地重視タイヤに変更すれば、印象はかなり良くなると思います。

残念ながら、最後になってしまったのが「アクティバ」です。「アクティバ」は、サスペンションがソフトで尚且つ車高が高いため、ロールを感じ易い車に仕上がっています。

ソフトなサスペンションは、乗り心地には好影響を与える筈なのですが、それが有利には働いていないように感じます。走っていると、「スタイル」「ムーヴ」と比べて狭いトレッドや、高くなった重心のため、横揺れを常に意識させられるのです。

「ハスラー」と乗り比べると、「アクティバ」が勝っていると、思える部分もあるのですが「ムーブ」や「スタイル」と乗り比べると、バランスが悪いと感じてしまうのです。

乗り心地は、「ムーヴ」の方がしっとりしているし、操縦性は、「スタイル」の方が素早い反応をする感じです。

「アクティバ」は、乗り心地にしても、扁平タイヤを装着している「スタイル」より、悪く感じてしまうこともあります。これは、ドライバーとして感じたことなので、リアシートでの印象は変わるのかも知れません。

「アクティバ」には、辛い評価になってしまいましたが、SUVの雰囲気を楽しむなら「アクティバ」は選んでも後悔はしないと思います。

SUVの「アクティバ」を、「スタイル」「ムーヴ」と並べて比較するのは、少し無理があったかも知れません。

最後に、装備と価格を比較してみました。標準装備品は、同じメーカーの車種ですので、同じような構成になっており、違いがみられる箇所を抜き出してみました。(内容は2WD)

スタイルGSA-ⅡアクティバGSA-ⅡムーヴXSA-Ⅱ
サイドアンダーミラー(助手席)設定なし標準装備設定なし
スーパーUV&IRカットガラス(フロントドア)コンフォータブルパックとしてオプションコンフォータブルパックとしてオプション標準装備
ヘッドランプBi-Angle LEDBi-Angle LEDLED
ステアリングホイール革巻革巻ウレタン
スマートクール(蓄冷エバポレータ)設定なし設定なし標準装備
タイヤサイズ165/55R15165/60R15155/65R14
メーカー希望小売1,414,800円1,414,800円1,317,600円

フロントガラス、ヘッドランプ、ステアリングホイール、タイヤの各仕様が、大きく違う部分になっています。

メーカー希望小売価格は、キャスト「スタイルGSA-Ⅱ」「アクティバGSA-Ⅱ」は同じで「ムーヴXSA-Ⅱ」は、それより97.200円安い価格設定になっています。

「キャスト スタイル」の試乗記事はこちらです。

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