トヨタの新サービス「KINTO」を考えてみる

Photo:KINTO URL:https://kinto-jp.com/

トヨタの新しいサブスクリプション(月額定額)サービス「KINTO」を考えてみます。

「KINTO ONE」は従来からの大きな金額を負担し、車を所有する使い方から、気軽に趣向に合った好きな車や、乗りたい車を自由に選び気軽に楽しむことを目的として提供されるサービスです。

これまでの車購入に際しての資金計画や、乗り換える車の処分方法など、様々な要件を気にすることなく新車に乗れることが最大のメリットとなっています。

「KINTO」のサービスは2つのプランからなり、3年間で1台のトヨタ車に乗れる「KINTO ONE」と、3年間で6種類のレクサス車を乗り継げる「KINTO SELECT」が提供されます。

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「KINTO ONE」「KINTO SELECT」のプラン内容

契約期間対象車種月額料金月間規定走行距離
KINTO ONE3年(同一車種)個人プリウス49,787円~59,832円1,500km(超過すると追加料金が発生)
カローラ スポーツ53,460円~63,396円
アルファード85,320円~99,360円
ヴェルファイア81,000円~95,040円
クラウン97,200円~106,920円
KINTO SELECT3年(6カ月ごとに乗り換)個人・法人レクサスES300h194,400円1,500km(超過すると追加料金が発生)
IS300h
RC300h
UX250h
RX450h
NX300h

※月額料金に含まれるもの

「KINTO」車両代、登録時の諸費用/税金、メンテナンス、任意保険、自動車税

「KINTO SELECT」車両代、登録時の諸費用/税金、任意保険、自動車税

任意保険の補償額 対人/対物賠償 無制限 人身傷害5,000万円 車両保険免責5万円

その他「KINTO」の特徴としてカーナビとDCMが装備され、DCMにより集められたデータは安全運転やエコ運転の分析に活用され、その内容によりポイントが付与されます。

このポイントは月額料金に充当することが可能で、安全運転やエコ運転をすると利用料金が安くなるシステムとしています。さらに、ポイントはメンテナンスを行うことでも付与される仕組みです。

また、「KINTO」ではサービスが終了すると、車両を返却することが条件となっており、満了を迎えると新たに契約を結ぶか、サービスを止めるかを選択する必要があります。

「KINTO」とカーリースを比べてみる

「プリウス」S ツーリングを対象車両として、トヨタの新しいサービス「KINTO」と、既存のマイカーリース、オリックス「いまのりくん」、コスモ石油「スマートビークル」で比べてみます。

オリックスカーリース

オリックスカーリースでは個人と法人向けに、国産車全車種と全メーカーを取り扱い、ナビやETCなどのオプション装備も選択可能です。

個人向けには「いまのりナイン」「いまのりセブン」「いまのりくん」の3つのプランがあり、「いまのりナイン」では7年たつと返却と乗り換えが可能で、9年の契約満了まで乗るとその後は車両が自分のモノとなります。

「いまのりセブン」は5年経過すると返却と乗り換えができ、契約満了の7年を過ぎると車両を自分のモノとするか、返却しキャッシュバックを受けることができます。

「いまのりくん」では5年契約となりますが、2年が経過すると返却と乗り換えが可能です。

また、オリックスカーリースは新車でけでなく、中古車もカーリースとして選ぶことができます。

コスモ石油「スマートビークル」

コスモ石油は「コスモスマートビークル」の名称でカーリースを個人、法人向けに国産車全メーカー、全車種の取り扱いを行い、メーカー、ディラーオプションは全て装備可能です。

リース契約は3年、5年、8年の契約期間が設定され、契約満了後は買い取り、再リース、返却と3つの選択肢があり、中途解約ではキャンセル料が発生します。

また、「コスモスマートビークル」ではメンテナンスサービスが、3つのパックに分けられ、フルメンテナンスの「ゴールドパック」、ライトメンテナンス「シルバーパック」、必要最低限の「ホワイトパック」で提供されます。

「KINTO」とカーリースの契約内容を比較

契約期間月額料金月間規定走行距離契約終了後の買取キャンセル料特典
KINTO ONE(スタンダード パッケージ)3年53,4601,500kmできない理由によるポイント制による利用料割引
いまのりくん(楽ナビ902装着)5年55,7282,000kmできないあり契約満了後はプランにより車がもらえる
コスモスマートビークル(楽ナビ902装着)3年78,8401,500kmできるありガソリン割引

*「いまのりくん」は契約後2経過すると、乗り換えや返却が可能ですが、損耗状況により追加の料金が発生します

*「KINTO」は海外勤務、免許返納などの理由による中途解約ではキャンセル料が発生しません。

月額料金に含まれるもの

車両代諸費用/税金車検費用任意保険基本メンテナンスタイヤバッテリー
KINTO ONE
いまのりくん×××
スマートビークル(ゴールドパック)×

月額料金や規定走行距離では、オリックス「いまのりくん」が有利な設定となっていますが、任意保険や高額な消耗品が月額料金に含まれていません。

コスモ石油「スマートビークル」はゴールドパックを選ぶと、メンテナンス費用は全て料金に含まれますが、3社の中では最も月額料金が高く任意保険も別途加入が必要です。

「KINTO ONE」はフルメンテナンスで、任意保険の保険料まで月額料金に含まれることを考えると、3社のなかでは最もお得なサービスでメリットが感じられます。

特に、契約者の年齢に左右されない「KINTO」では、任意保険の保険料が高額な若年層には有利で利用価値が高くなっています。

また、「KINTO SELECT」では6カ月ごとの短い期間で、新車に乗り換えられるのがカーリースにはない独自性の高いサービスで、今までのリース契約に満足できない人達の支持を集めそうです。

しかし、カーリースは全メーカーの全車種を選べることや、長期で契約を結ぶと有利な部分があり、オリックスの9年・7年契約となる「いまのりナイン」「いまのりセブン」では、契約満了後の車両は自分のモノとすることができます。

コスモ石油の「スマートビークル」は残価設定型カーリースのため、契約が満了した車両を自分のモノとするには買取が必要となり、内容的にはやや魅力に欠けるサービスです。

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