トヨタ「ノア」(2017/7MC)試乗してみた

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トヨタで最も売れているミニバン「ノア」をマイナーチェンジ

トヨタのミドルサイズで5ナンバー枠と言えるミニバン、「ノア」のマイナーチェンジが実施されました。

「ノア」を含めた3兄弟(ヴォクシー、エスクァイア)は、その扱い易いサイズで取り回しにそれ程苦労しないことから、トヨタのミニバンでは最も売れている車種です。

現行の3代目となるモデルは、2014年に登場しており3年を経過して、ライバルの動向や市場の要望を踏まえテコ入れを図っています。

今回「ノア」のマイナーチェンジでは、フロンント、リアの意匠変更が行われ、特にフロントはスポーティなデザインで、大人しい「ノア」のイメージを変える佇まいです。

インテリアではメーターパネルと内装色の変更が行われ、エクステリアに合わせて、スポーティーでシャープなデザインを採用しています。

今回試乗となったグレードは、ガソリンモデルの Si です。

存在感を増すフロントとなった「ノア」

薄型のBi-Beamヘッドランプとなり、幅の広いメッキガーニッシュをを多用するフロントは、空力を意識した形状となったバンパーも加わり、スポーティでシャープな印象です。

サイドのデザインはマイナーチェンジ前より変更はありません。

メッキガーニッシュをテールゲート両端まで延ばし、リアコンビネーションランプのデザインを変更することで、ワイド感を強調しています。

トヨタが拘る空力処理エアロスタビライジングフィンを、ドアミラー取付部とリアコンビネーションランプのサイドに採用しています。

エアロスタビライジングフィン

エアロスタビライジングフィン

2.0L3ZR-FAE型エンジンは最高出力152PS/6,100r.p.m、最大トルク19.7kgf・m/3,800r.p.mで、燃費は16.0km/Lの性能です。

標準で装備される専用のアルミホイールは、切削光輝加工されダークグレーメタリック塗装が施されています。

タイヤサイズは205/60R16で、タイヤはトーヨープロクサスを履いています。

質感を高めたオールブラックのインテリア

ブラックで仕上げられたインパネは、締まった印象で質感を高めています。

インパネセンターのロア部分にはUSB端子を2個設置しています。

細く丸いメーターリングを採用した自発光式オプティロンメーターは、シャープな仕上がりを見せます。

ファブリック表皮のシートは、エアロ専用のデザインとされ、Si では天井までブラックで仕上げられています。

助手席のシートバックにはカップホルダー付のテーブルが装着されます。

3列目シートの室内への張り出しを抑えたことにより、2列目シートの後方へのスライド幅を増やし、ラゲッジスペースの積載性と容量を改善させています。

静粛性に大きく貢献する熟成が進む足回り

オールブラックとされた「ノア」 Si に乗り込んでみます。

インパネは曲線を多用した、やや時代を感じさせるデザインなのですが、ピアノブラックを取り入れ、古さを感じさせない仕上がりになっています。

Si に使われるエアロ専用の縦縞のシートは、滑り難い作りになっており、このグレードには相応しい仕様です。

ドライビングポジションは、ミニバン特有の上からの見晴らしが良いので、車のサイズ感が掴みやすく、5ナンバーサイズと言うこともあり、取り回しはし易くなっています。

走りだしての印象は、マイナーチェンジ前よりも随分と静かに感じられます。

ガソリンモデルなので、エンジンの振動はそれなりに伝わって来ますが、ロードノイズが明らかに小さくなっており、遮音性が高くなっていることが分かります。

これは装着されるタイヤ、トーヨープロクサスの効果も大きく、省燃費指向のタイヤとしては角が無い音を出しおり、タイヤ選択において十分に吟味されていることが分かります。

この吟味されたタイヤの効果は、突き上げ感の少ないマイルドな乗り心地に貢献しており、サスペンションとのバランスが良くとれています。

足回りはスポーティグレードの Si ですが、硬めと言う印象はなくやや締めたかなと言う程度です。

そのため通常のスピード域ではスポーティな反応ですが、スピードを上げるとカーブではロールを感じさせる走りとなります。

これは「ノア」が2、3列目シートの乗り心地を追求したためだと思われます。

スポーティグレードとしては、少々物足りない足回りですが、粗さが無いところは評価出来る仕上がりです。

ステアリングは軽快なフィーリングを狙ったためか、極めて軽くなっており接地感覚が薄く、バランスが取れていません。

もう少し重くセットしリニアなフィーリングに近づけ、接地感覚を高めたかったところです。

これまでは3兄弟の中でも、大人しいデザインが採用されていた「ノア」ですが、マイナーチェンジにより、より若い世代にアピール出来るスタイリングに、走りと機能を充実させてミニバンの完成度を高めています。

今回試乗した「ノア」Si のメーカー希望小売価格は、2,775,600円(7人乗り・2WD)となっています。

トヨタ「ノア」の特別仕様車「“W×B”」のお得度を検証してみました。

https://kuruma-kau.net/noah-wxb/
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